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 日本マイクロソフトは2011年6月16日、Webブラウザーの最新版「Internet Explorer 9(IE9)」の自動更新機能による配布を、日本では6月21日に開始することを明らかにした。Windows Vista/7など、対応OSで自動更新機能を有効にしている場合、IE9のインストールが促される。

 具体的には、まず更新プログラムを利用できることがユーザーに通知される。自動更新通知のバルーンをクリックすると、「インストールする」「インストールしない」「後で確認する」という3つのオプションを設けたウィザードが起動。ユーザーが「インストールする」を選ぶとIE9がインストールされる。その際、既定のブラウザー設定が変更されることはなく、従来版で設定していたホームページ、お気に入り、検索設定などが引き継がれる。

 ユーザーが「インストールしない」を選ぶと、再度インストールを促されることはない。この場合に後からインストールするには、Windows UpdateやMicrosoft UpdateのWebサイト、またはダウンロードセンターからオプションの更新プログラムとして入手し、インストールする。ユーザーが「後で確認する」を選択した場合は、いったんインストール作業は終了するが、自動更新の設定に従って改めて通知が行われる。

 なお、会社などの組織で自動更新機能を有効にしている場合に、IE9のインストールが行われないようにするには、同社が配布する「Internet Explorer 9 Blocker Toolkit」を入手して展開するなどの対処法がある。

 自動更新機能によるIE9の配布は、米国をはじめとする主要国においては4月19日から開始されていたが、日本では東日本大震災の影響により、IE9の提供そのものが4月26日からとなっていたため、自動更新による配布も遅れていた。