PR

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2011年9月28日、電子書籍や映像配信などを提供するネットサービス「TSUTAYA.com」の事業部門を別会社化すると発表した。現在はAndroid端末向けに提供している電子書籍サービスを、今後はiPhoneやiPad向けにも展開するなど事業を強化する。

 CCCは2008年6月に動画配信サービスの「TSUTAYA TV」、2008年11月に宅配コミックレンタルサービスの「TSUTAYA DISCAS」、2011年6月30日に電子書籍サービス「TSUTAYA.com eBook」を開始した。「変化の早いネット業界で迅速な意思決定を図るため」(CCC)として、これらサービスの事業ををまとめて別会社にする。

 従来、動画配信サービスは、ネット接続機能が付いたテレビに向けて配信していたが、10月からはAndroid端末向けにも提供する。まずはNTTドコモの「ARROWS Tab LTE F-01D」で対応する。電子書籍サービスは、今後Android端末だけでなくiPhoneやiPadでもコンテンツが読めるように展開する。

 CCCはシャープと共同で出資して、電子書籍サービス「TSUTAYA GALAPAGOS」を立ち上げていたが、2011年9月27日にはTSUTAYA GALAPAGOSの全ての株式をシャープが買い取ることを発表。TSUTAYA GALAPAGOSは9月30日にシャープの子会社となる。一度は協調路線を取ったものの、「TSUTAYAの事業と電子書籍サービスの連携を拡充したい」(CCC)といった狙いがあるため、事業の再編につながったという。