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 パソコン関連のハードウエア/ソフトウエアメーカー、コンテンツプロバイダーなどが参加する業界団体ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は2011年12月1日、会員企業の人事採用担当者を対象にしたアンケート結果を発表した。これによると、新卒者に必要な最低限のスキルとして、Officeなどを活用した書類作成能力が求められているという。調査は2011年11月2日~11月25日、WDLCの会員企業を対象に実施。回答数は50社。

 「新卒者が身に付けていて当然と考える最低限のスキルや資格は何か?」という問いに対して、37%の企業が「Officeなどを活用したドキュメント作成スキル」と答えた。2番目に選ばれたのが「ITを活用した情報収集スキル」(23%)、3番目が「問題解決方法や事業を考える企画スキル」(18%)だった。パソコンやオフィスソフトの活用能力、インターネットによる情報収集能力は、どの会社においても必須であり、普段から使い慣れている必要があるというのが主な理由だという。

 「新卒採用検討に当たり、アドバンテージとなる能力や特性は何か?」という質問に対しては、1位が「対人コミュニケーション力」(25%)、2位が「チャレンジ精神」(18%)、3位が「主体性」(15%)となった。WDLCは、「ツールとしてのICT(情報通信技術)スキルを必須としながらも、リアルな対話能力が求められている」としている。

 一方、学生がTwitterやFacebookなどのSNSを活用して社会との接触や人脈形成を盛んに行っていることについては、「どちらとも言えない」とする企業が63%とトップで、「とても良いと思う」と答えた企業は35%にとどまった。「直接のコミュニケーションとの併用が必要」「情報を受け取る側のリテラシーも求められる」「便利ではあるが使い方次第」という回答が目立ち、慎重な姿勢もうかがわれた。

 WDLCは12月1日から、若年層によるICT活用の促進やそのコミュニケーション能力の向上などを図る「Digital Youth プロジェクト」を開始。第1弾として、大学生を主なターゲットにした「SUPER ROOKIES」キャンペーンをスタートさせた。進路が決定した4年生や就職活動を始める3年生に対して、社会で力を発揮するための準備としてのICT利活用を勧めるといった活動を行っている。

 調査結果は、同プロジェクトのWebサイトとFacebookページで公開中。