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 ローソンは無料の公衆無線LANサービスに参入する。同年3月末から、国内の「ローソン」「ナチュラルローソン」9000店舗のうち6000店舗で「LAWSON Wi-Fi」のサービスを開始。翌4月末までに病院内店舗など一部を除く全9000店舗に拡充する。

 LAWSON Wi-Fiは、同社などが推進する共通ポイントカード「Ponta」の会員であれば無料で利用可能。「接続時間の制限などは特に設けていない」(ローソン広報)という。通常のインターネット接続に加え、ユーザーがアクセスポイントでWebサイトを閲覧する際、最初にLAWSON Wi-Fiのポータル画面を表示させる。同画面では、ローソン商品の割引クーポンのダウンロードや、Pontaのポイントの残高照会などを可能にする。

 LAWSON Wi-Fiのアクセスポイントなどの通信インフラは、KDDI(au)が構築する。アクセスポイントからインターネットに接続するバックホール回線は、「店舗によって異なり、光回線またはモバイルWiMAXを使用する予定」(KDDI広報部)としている。LAWSON Wi-Fiのサービス提供店舗では、KDDIの公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」と、KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する公衆無線LANサービス「Wi2 300」が利用可能になる。

 このほかローソン店舗では、KDDIグループ以外の公衆無線LANサービスも順次提供する。NTTドコモの「docomo Wi-Fi」を同年8月末までに8000店舗に、ソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット」を同年8月末までに7000店舗に、それぞれ導入する予定。

 流通・小売業者が提供する公衆無線LANサービスとしては、セブン&アイ・ホールディングスがNTT東日本/NTT西日本と共同で、セブン-イレブンやイトーヨーカドー、デニーズなどのグループ店舗で無料の公衆無線LANサービス「セブンスポット」を展開している。現時点では東京都内の店舗を中心に約1000店舗でサービスを開始しており、2013年2月末をめどに1万4000店舗まで拡充予定。また、アサヒ飲料は自動販売機メーカーのタケショウと共同で、自社の飲料自販機で公衆無線LANサービス「FreeMobile」の展開を進めており、2012年12月末をめどに1000台の導入を目指している。