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 セキュリティ製品などを評価しているドイツのAV-TESTは2012年3月6日、Android向けウイルス対策製品の評価結果を公表した。評価対象とした41製品中、およそ6割の製品は検出率が65%以下だったという。

 今回、評価の対象とした製品は、Android向けウイルス対策アプリ41製品。有料製品と無料製品の両方を含む。製品の開発元はさまざま。デスクトップ向け製品で有名なソフトメーカーもあれば、あまり知られていないメーカーもある。

 評価では、AV-TESTが用意した618種類のAndroidウイルス(Androidで動作するマルウエア)を適切に検出できるかどうか調べた。

 結果は、評価対象の製品が、以下のどのグループに該当するかでまとめた(図)。(1)検出率が90%以上(2)65%から90%(3)40%から65%(4)0%から40%[0%を含まない](5)0%。

 例えば、(1)のグループに該当するのは、Avast、Dr. Web、F-Secure、Ikarus、Kaspersky、Lookout、Zonerの7製品。なお、同一グループ内での並び順はアルファベット順であり、検出率の大小ではない。

 (2)に該当するのは、以下の10メーカー(ブランド)の製品だった。AegisLab、AVG、Bitdefender、ESET、Norton/Symantec、QuickHeal、Super Security、Trend Micro、Vipre/GFI、Webroot。

 今回の評価では、ウイルスのサンプル数がそれほど多くなかった。このためAV-TESTでは、サンプルの選び方によっては検出率が変わってくるだろうとしている。例えば、(2)のグループに該当する製品でも、(1)の結果になる可能性があるという。

 ただし、(4)や(5)の製品については、サンプルの選び方にかかわらず、信頼性が低いだろうとしている。これらのグループには、デスクトップ向けウイルス対策製品などで名前を知られているメーカーは含まれていない。

 特に(5)のグループに該当する6製品については、実際にウイルス検査を行っているかどうか疑問だとしている。