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 日本マイクロソフトは2012年3月28日、Internet Explorer(IE)の自動アップグレードを開始したことを明らかにした。古いバージョンのIEを使っているパソコンでは、ユーザーが何もしなくても、Windows XPにはIE8が、Windows Vista/7にはIE9がインストールされる。

 Windowsには、セキュリティ更新プログラムなどを自動的にダウンロードおよびインストールする自動更新機能がある。この自動更新機能を用いた、最新版IEの提供は既に行われている。

 ただし、セキュリティ更新プログラムについては自動的にインストールされるのに対して、IEについてはインストール前にバルーンやダイアログを表示し、ユーザーにインストールするかどうかを尋ねる。

 ここで、ユーザーがダイアログを閉じるなどして作業を中断すると、IEはインストールされない。

 一方、今回開始される自動アップグレードでは、ダイアログなどを一切表示しない。セキュリティ更新プログラムと同様に、ユーザーの知らないうちに、最新版のIE(Windows XPではIE8、Windows Vista/7ではIE9)がインストールされる。

 IEの自動アップグレードは、海外において、2012年1月から順次実施されている。日本マイクロソフトでは、国内においても3月中旬以降に開始することを、3月6日に公表した。

 そして今回、国内でも開始したことを明らかにした。ただ、自動アップグレードは順次行われているため、時間差がある。既に自動アップグレードが行われたとするユーザーがいる一方で、まだのユーザーも少なくないと考えられる。

 日本マイクロソフトでは、最新版のIEは機能やセキュリティなどに優れているとして、この機会にアップグレードするよう強く勧めている。

 なお、以下のパソコン環境は、自動アップグレードの対象にはならない。

  • Windows IntuneやWindows Server Update Services(WSUS)、System Center Configuration Manager(SCCM)といった管理ツールで一元管理されているパソコン

  • Internet Explorer 8/9自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を適用しているパソコン

  • 過去にIE 8/9の自動更新を促すダイアログが表示され、そこで「インストールしない」を選択したパソコン

 また、サポート対象外のWindows(最新のサービスパックを適用していないWindows XPやWindows Vista)に対しても、自動アップグレードは実施されない。

 自動アップグレードの対象となるOSは、Windows XP SP3、Windows Vista SP2、Windows 7 RTM(サービスパック未適用のWindows 7)、Windows 7 SP1。

■変更履歴
公開当初、2012年3月26日発表とありましたが、正しくは同28日でした。訂正いたします。本文は修正済みです。 [2012/03/28 14:20]