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 クックパッドは2012年6月5日、同社の料理レシピサービス「クックパッド」上でレシピを有料で販売する「レシピストア」を開始した(写真)。クックパッドでは、これまで月額の有料会員サービスは提供していたが、レシピというコンテンツ単位で販売するのは今回が初めてとなる。

 レシピストアは、20レシピを1セット構成にして、1レシピセット当たり500円以上で販売する。価格の相場についてはクックパッド側からアドバイスするものの、基本的にはコンテンツ提供者が価格を設定する。利用者はあらかじめクックパッドにIDを登録した上でクレジットカードで決済する。

 有料のレシピについても、これまでの無料レシピと同様に検索結果として抽出されるほか、レシピのページを開くと完成品の写真や簡単な紹介が表示される。ただし、購入前は材料と調理手順の部分が表示されず、購入するとそれらの部分が表示されて通常のクックパッドのレシピと同様の表示になる。購入したレシピは「MYフォルダ」という専用のフォルダに格納され、パソコンだけでなくAndroidスマートフォンなどからも参照でき、出先のスーパーなどで買い物する際に参照することも可能だ。

 サービス開始時点では、角川マガジンズ、文化学園文化出版局、扶桑社、柴田書店といった料理本を出している出版社と協力し、出版物として紹介したレシピの中から選択する形で30以上のレシピセットを用意した。たとえば、笠原将弘氏の「鶏むね、鶏もも、俺に任せろ!」、「平田牧場 おいしい豚肉料理」、落合務氏の「イタリア料理のおいしい約束」、陳建一氏の「和と中華の美味しい豆腐料理<中華>」、「カノウユミコの野菜×米」などのレシピセットがある。

 1セットを20レシピという設定にしたのは「何らかのテーマを設定するのに20レシピくらいが適切だと考えたから」(ストア事業部事業部長の石田忠司氏)という。

 今後、ほかの出版社とも交渉を進めており、レシピセットを増やしていく予定である。将来的には料理人個人でもレシピセットを提供できるようにしていくことを計画中だ。