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 米comScoreが現地時間2012年6月8日に公表したタブレット端末の利用実態に関する調査によると、米国では、スマートフォンユーザーのほぼ4人に1人がタブレット端末を利用しており、普及が急速に進んでいる。タブレットの利用者はスマートフォンユーザーよりも多く映像コンテンツを視聴する傾向にあり、10人に1人がほぼ毎日、自分の所有する端末でコンテンツを見ているという。

 comScoreは、「タブレットは過去の消費者向けテクノロジー製品のなかで最も速く普及している機器の一つ。米国のタブレット利用は急速にクリティカルマスに達した」と述べている。

 同社によると携帯電話利用者のうちタブレット端末も利用している人の割合は2012年4月末時点で16.5%に達し、1年前から11.8ポイント増加した。この割合はスマートフォンユーザーだとさらに高くなる。スマートフォンユーザーでは23.6%がタブレットを利用しており、1年前から13.9ポイント増加した。これに対しフーチャーフォン(従来型携帯電話)利用者でタブレットを利用している人の割合は10.4%と、前年比8.1ポイント増にとどまった。

 コンテンツの消費に関する調査では、タブレット端末でテレビ番組などの映像コンテンツを1カ月1度以上視聴している人の割合は53%。これがスマートフォンでは20%にとどまる。タブレットではより頻繁に映像を見る傾向にあり、ほぼ毎日という割合が9.5%に達し、スマートフォン(2.9%)の3倍以上となった。

 このほか、1カ月に1度以上映像を視聴するタブレットユーザーのうち、26.7%が有料コンテンツを利用していることが分かった。このことからcomScoreは「(タブレットは)コンテンツ提供事業者の収益化といった点でも非常に大きな可能性を持っている」と指摘している。

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