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 米Amazon.comは現地時間2012年6月20日、開発者が、同社のAndroid用アプリケーション(アプリ)配信サービス「Amazon Appstore for Android」で、米国以外の国のユーザーにもアプリを配信できるようにすると発表した。モバイルアプリ配信用の専用ポータルでローカライズのためのガイドなどを掲載しており、アプリの申請も受け付けている。アプリの配信が可能になる国は、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン。配信は今夏にも始まるとしている。

 Amazon.comによると、2011年3月に米国でAmazon Appstoreのサービスを開始してからこれまでに数万本のアプリが登録された。「1-Click」注文や、アプリを試用できる「Test Drive」機能、2012年4月に導入したアプリ内課金サービス「In-App Purchasing」が消費者に受け、開発者の収入は伸びているという(関連記事:Amazon.com、「Amazon Appstore」でアプリ内課金サービスを開始)。

 これに伴いAmazonは、開発者が受け取るロイヤルティーに関する規定を変更した。これまでのロイヤルティーは、最終的にAmazonが決定する販売価格の70%か、開発者が申請した希望価格の20%のいずれか多い方としていたが、7月1日以降は、開発者の希望価格の70%にする。

 なお米IDCがまとめたタブレット端末の世界市場調査によると、Amazonの「Kindle Fire」は昨年10~12月期に初めて市場投入され、480万台を出荷して16.8%のシェアを獲得したが、今年1~3月期は4%に低下している。Amazonがシェアを拡大するためには、Kindle Fireの海外展開が必要だと指摘されていた(関連記事:2012年Q1の世界タブレット出荷台数、iPadのシェア拡大、Kindle Fireは大幅減)。

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