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 米Strategy Analyticsが現地時間2012年7月30日に公表した調査によると、米国で同年第2四半期(4~6月)に出荷されたスマートフォンの台数は2380万台で、前年同期の2520万台から5.5%減少した。不安定な経済情勢に加え、通信サービス加入者の間で普及が十分に進んでいること、通信事業者が収益拡大のため、買い替え条件を厳しくしていることなどが原因という。

 出荷台数をOS別で見ると、米Googleの「Android」が1340万台、米Appleの「iOS」が790万台、カナダResearch In Motion(RIM)の「Blackberry OS」が160万台となった。Androidは前年同期から12.4%減少したが、iOSは同33.8%増加した。Blackberry OSは同28.5%減少した。

 市場シェアで見ると、Androidが56.3%と大半を占めるが、前年同期から4.3ポイント低下した。これに対し、iOSのシェアは10ポイント増加して33.2%に拡大した。

 Strategy AnalyticsはAndroidについて、「米国市場で依然トップを維持しているが、iOSの勢いが高まるなか、Androidのシェアはピークに達しつつある」と見ている。「AppleがiPhoneの新型モデルをまもなくリリースするとの話を聞くが、それが本当であればAndroidへの圧力はさらに高まる」としている。

 一方、Blackberry OSのシェアは前年同期から4ポイント減の6.5%となった。タッチスクリーン搭載端末の少なさや、新OSのリリースが再三延期されたことで、消費者や企業、通信事業者は不満を抱いているとStrategy Analyticsは指摘している(関連記事:RIMの3~5月期決算、赤字拡大で約5000人を削減へ)。

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