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 バイドゥは2012年8月21日、Android OS向けの日本語入力アプリケーション「Simeji」の新バージョン「Simeji ver.5.0」をリリースしたことを発表した。新版では、かな漢字変換エンジンを従来使っていたオープンソースのエンジンから独自開発のエンジンに入れ替えるなどの変更が施されている。

 かな漢字変換エンジンは、従来のバージョン4.x系までで利用していた「OpenWnn」に代えて、バイドゥがパソコン向けに提供している独自開発の日本語IME「Baidu IME」ベースのエンジンを採用した。これにより、例えば「だきゅうがらいとすたんどをちょくげき」という入力に対して「打球がライトスタンドを直撃」と予測変換できるようになるなど、変換精度および入力効率が大幅に向上しているという。

 内蔵する辞書についてもゼロベースで見直し、語数増強などの強化を図っている。加えて、モバイル利用時に欠かせない固有名詞である「駅名」を9000以上含む「駅名辞書」を新たに搭載。「芳陽」(はや)や「周参見」(すさみ)、「頴娃」(えい)といった駅名を確実に変換できるようになった。

 さらに、メールやSNSなどを利用する際に、表現を豊かにするためによく使われる「顔文字」についても、パソコン向けのBaidu IMEで好評を得ているものを3000個以上追加している(写真)。顔文字は、「かおもじ」というキーワードで変換できるほか、「やったー」「わーい」といった言葉や「おこる」「かなしむ」といった感情に関係する単語を入力する際にも変換候補として表示される。