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 ソニーは、新開発の35mmフルサイズCMOSイメージセンサーを搭載したカメラ3機種を2012年10月から順次発売する。“α”Aマウントのデジタル一眼レフ最上位機種の「α99」、レンズ一体型コンパクトデジカメ最上位機種の「サイバーショット DSC-RX1」、レンズ交換式HDビデオカメラの「ハンディカム NEX-VG900」。いずれもオープン価格。

 35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーは、受光部の面積がAPS-Cの約2.3倍で、集光効率を高め、画面の周辺部まで解像感が高く、ダイナミックレンジも広くなる。また、高感度・低ノイズ性能なども特徴。3つのカテゴリーの製品にそれぞれ採用した。

 「α99」は、有効約2430万画素の35mmフルサイズCMOSイメージセンサーを搭載。これに埋め込んだ位相差AFセンサーと、被写体との距離を検出する像面位相差センサーを組み合わせて被写体を高精度にとらえ続ける「デュアルAFシステム」を採用した。

 視野率100%の有機ELビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」は、APS-C専用レンズを装着した場合も画角を自動調整して表示する。動画撮影では、AVCHDVer2.0準拠の60pフルHD動画に対応。HDMI端子に同時出力してレコーダーで非圧縮動画記録ができる。

 本体寸法は幅147×高さ111.2×奥行き78.4mm、重さは約812g(レンズ別、バッテリー、メモリーカード込み)。予想実売価格は30万円前後。同時に、300mm望遠レンズ「SAL300F28G 2」(同81万3800円前後)も発売する。

 「DSC-RX1」は、一眼レフ風デザインのレンズ一体型で、プロやハイアマチュア向け。焦点距離35mm、開放絞り値F2.0のカールツァイス「ゾナーT*」レンズを搭載。マクロモードでは、最短20cm、最大撮影倍率0.26倍の近接撮影に対応する。

 35mmフルサイズCMOSイメージセンサーに加えて、高速連写した6枚の画像を重ね合わせてノイズを低減する「マルチショットNR」機能を利用することで最大ISO 102400までの高感度撮影ができる。オート、マニュアル撮影機能搭載。本体寸法は幅113.3×高さ65.4×奥行き69.6mm、重さは約482g(バッテリー、メモリーカード込み)。予想実売価格は25万円前後。

 「NEX-VG900」は、35mmフルサイズCMOSイメージセンサーによって、ぼけ味のある映画のような表現力豊かな映像撮影ができるという。レンズマウントは「Eマウント」だが、付属のアダプターでAマウントレンズも装着可能。本体寸法は幅105×高さ130×奥行き223mm、重さは約1030g(レンズ別、バッテリー、マウントアダプター込み)。予想実売価格は35万円前後。

 あわせて、有効1610万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載した「ハンディカム NEX-VG30」(同18万円前後、光学約11倍ズームレンズ付属キットは同27万円前後)も発売する。