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 米アップルは2012年9月12日(現地時間)、高速通信規格のLTEに対応し、画面サイズを大型化した「iPhone 5」を発表した。日本での発売日は9月21日で、ソフトバンクモバイルとKDDIが取り扱う。なお、iPhone 4の16GBモデルとiPhone 4Sの8GBモデルは値下げして販売を継続する。日本での価格は未定で、9月14日より予約を受け付ける。

 iPhone 5は、液晶ディスプレイが従来の3.5型から4型に大型化し、解像度が960×640ドットから1136×640ドットとなった。アスペクト比は4:3から16:9と縦長になり、ホーム画面のアイコンが縦に1段増える。通信方式は新たにLTE通信をサポート。無線LANはIEEE 802.11nのデュアルバンドにも対応し、最大で150Mbpsの通信が可能だ。CPUは新たに開発したApple A6を搭載し、グラフィックスパフォーマンスや処理速度が従来より最大2倍に高速化。アプリの動作も高速になっており、3Dゲームなども快適にプレイできる。iOS 6と連携することで電力効率を高めており、バッテリー持続時間は、LTE通信でWebブラウザーを閲覧した場合は8時間、連続通話は8時間、動画再生は10時間となっている。

 カメラは静止画の撮影が40%高速化したほか、パノラマ撮影や録画中の静止画撮影が可能になった。FaceTimeが高画質で利用でき、インカメラも720pの動画撮影に対応している。また、マイクも改良され、本体下部に加えて前面上部と背面に合計3つを備えた。周囲の雑音を抑えるノイズキャンセル処理も搭載する。

 コネクターには、新たに設計された8ピンの「Lightning」を採用。端子が小型化されたほか、表裏を逆にしても挿し込める仕様となった。従来の30ピンコネクター用変換アダプターも別売される。付属のイヤホンは、新型の「EarPods」に刷新された。さまざまな耳にフィットする形状で、汗や水に対する保護力や音質を高めている。

 OSはiOS 6を搭載。アップルが開発したベクターベースの地図アプリが採用され、音声によるナビゲーションや、上空から見下ろしたような3Dビュー「Flyover」に対応した。Siriも機能が強化され、スポーツのスコアやデータ、映画の上映スケジュールなどより多くの情報を提供できるようになる。そのほかFacebookとの統合など200以上の新機能を備えており、従来機種でも9月19日からダウンロードできる予定だ。iOS 6の対応機種はiPhone 3GS/4/4S/5、第4世代以降のiPod touch、iPad 2/第3世代のiPad。

 本体サイズは幅58.6×高さ123.8×奥行き7.6mmで、4Sよりも18%薄型化。重さは112gで従来より20%軽量化されている。