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 AMDは10月2日、デスクトップPC向けの新CPU「Trinity」(開発コード名)を正式発表した。製品名は前世代のLlano(開発コード名)と同じAシリーズになるが、ソケットをSocket FM1からSocket FM2に変更。従来製品との互換性は無くなった。Llanoとは異なるCPUコアと内蔵グラフィックス機能を採用している。「Turbo CORE 3.0」の採用や電源管理機能の強化などが特徴だ。

 Trinityを採用した新Aシリーズは、ノートPC向けでは2012年5月に発売済み。デスクトップPC向けの投入は今回が初めてとなる。今回発表した新Aシリーズは6製品。製品名はA10-5800K、A10-5700、A8-5600K、A8-5500、A6-5400K、A4-5300だ。実勢価格は4980~1万2980円。末尾にKが付く製品はCPUコア倍率を定格より高くできる。

 Turbo COREは3.0になり、LlanoではCPUコアの動作周波数しか上昇しなかったが、Trinityでは処理に応じて内蔵グラフィックスのコア動作周波数を高められるようになった。AMDによると「TrinityはLlanoに比べてCPU全体で約25%、内蔵グラフィックスで約40%の性能向上を実現した」としている。

 対応するチップセットは従来のA75/A55の他に、新たにA85Xを追加した。A85XはA75と比べてSerial ATA 6Gbpsのポート数が6から8個に増え、CrossFireXをサポートした点が異なる。Socket FM2対応マザーボードも各種展示会で各メーカーが製品を公開済み。CPUの発売に合わせて多数の製品が登場する。

■変更履歴
記事公開当初、仕様表にあるA10-5700のグラフィックス動作周波数について、AMDの説明では800MHzとしていましたが、正しくは760MHzの誤りと判明しました。仕様表は修正済みです。 [2012/10/05 19:25]