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 富士通は2012年10月2~6日、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2012」において、映像の中に情報を埋め込む技術を展示している。例えばテレビCMなどの映像の中に、クーポンやURLなどの情報を埋め込む。視聴者がスマートフォンで映像を撮影すると、スマートフォンにクーポンがダウンロードされる、といった使い方ができる。

 この技術は、富士通研究所が開発したもの。映像の中に、人間の目には認識できない、わずかな光を埋め込む。その光の数を制御することで画像全体の明るさを変化させ、それによって「0」と「1」の2つの情報を表現するという。今のところ、「1秒間で16ビットの情報を表現できる」(説明員)という。実際に、テレビの映像にスマートフォンをかざすと、すぐに画面上にクーポンが表示される様子をデモしていた。

 今後、単位時間当たりに埋め込める情報量をさらに増やし、2013年度内の実用化を目指す。テレビCMにクーポンを埋め込むほか、旅行番組の中に旅行の予約サイトへのURLを埋め込んだり、デジタルサイネージを撮影するとコンサートのチケットを購入できるようにしたり、といった用途を想定している。