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 日本エイサーは2012年10月12日、Windows 8を搭載する新モデル11製品を10月26日に発売すると発表した。その内訳はノートパソコンが9モデル、デスクトップパソコンが2モデルとなる。また、年内に発売する予定の製品も公表。そちらはノートパソコンが2モデル、デスクトップパソコンが3モデル、タブレットが4モデルとなる。いずれも価格はオープン。

 発売日が未定で、年内に発売するとしている製品をまず見ていこう(製品名はいずれも仮)。

 ノートパソコンは、タッチパネルに対応したUltrabookの2製品。11.6型液晶を搭載する「S7-191」と13.3型液晶の「S7-391」だ。いずれもIPS液晶で、解像度はフルHD、すなわち1920×1080ドットを表示する。タッチパネルは10点のマルチタッチに対応。OSはWindows 8の64ビット版で、CPUはCore i7-3517U(1.9GHz)、4GBのメモリー、128GBのSSDを搭載する。S7-191の厚さは12.2mm、重さは1.04kgとなる。バッテリー駆動時間は約4.5時間。実勢価格は約13万円だ。一方、S7-391の厚さは11.9mm、重さは1.3kgになる。バッテリー駆動時間は約6時間。実勢価格は約14万円だ。

タッチ操作に対応した11.6型液晶を搭載するUltrabook「S7-191」。厚さは12.2mmと非常に薄い
タッチ操作に対応した11.6型液晶を搭載するUltrabook「S7-191」。厚さは12.2mmと非常に薄い
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 タブレットは「ICONIA W510」シリーズと「同W700」シリーズがある。W510シリーズはCPUにAtom Z2760(1.5GHz)を採用する。OSは32ビット版のWindows 8だ。10.1型のIPS液晶を搭載し、解像度は1366×768ドット。2GBのメモリー、64GBのSSDを備える。2モデルあり、W510Dにはキーボードドックが付属する。ドックにもバッテリーを内蔵しており、装着した状態では18時間駆動する。重さは1.26kgだ。非装着の状態はドックの付属しないW510と同じで、9時間駆動し、重さは580gとなる。W510シリーズの実勢価格は7万円から9万円を予定しているという。

 タブレットのICONIA W700シリーズは、64ビット版のWindows 8を採用している。11.6型のIPS液晶を搭載し、解像度は1920×1080ドットのフルHDに対応。4GBのメモリー、64GBのSSDを搭載する。重さは950gで、バッテリー駆動は9時間。角度や置き方を変えられるドックが付属する。製品にはキーボード付きのW700DとそうでないW700がある。W700DはCPUにCore i5、W700はCore i3を搭載する。W700シリーズの実勢価格は8万円から10万円を予定しているという。

Windows 8を搭載したタブレット「ICONIA W510D」。CPUはAtom Z2760(1.5GHz)を採用。付属のキーボードドックにもバッテリーを内蔵し、装着した状態では18時間駆動する。重さは1.26kg
Windows 8を搭載したタブレット「ICONIA W510D」。CPUはAtom Z2760(1.5GHz)を採用。付属のキーボードドックにもバッテリーを内蔵し、装着した状態では18時間駆動する。重さは1.26kg
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 ほかに、23型液晶一体型のデスクトップ「A5600U」(実勢価格は約10万円)、ゲームユーザー向けのセパレート型デスクトップ「AG5920」(実勢価格は約18万円)などがある。