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 楽天とカナダのコボは2012年11月1日、電子ペーパーを搭載した電子書籍端末「kobo glo」「kobo mini」を国内で発売すると発表した。kobo gloは画面を照らすライトを搭載し、kobo miniは幅102mmと小型にした製品。7月に発売した「kobo Touch」に加えて製品を拡充することで、利用者の拡大を目指す。

 kobo gloは6型(758×1024ドット)の電子ペーパーとフロントライトを搭載したタッチ機能付きの電子書籍端末。電子ペーパーは外光の反射によって画面の文字を読むため、これまでの製品は暗い場所で読みづらいという弱点があった。新製品のkobo gloはライトを搭載することで、就寝前のベッドルームや飛行機の中など暗い場所でも読めるようにした。重さは185g。背面は黒・青・ピンク・シルバーの4色。直販価格は7980円。11月1日から予約受付を開始し、11月15日から出荷する。

 kobo miniは5型(600×800ドット)でタッチ機能付きの電子ペーパー端末。幅102×高さ133×厚さ10mmで134gと小型軽量であることが特徴。直販価格は6980円。12月中旬に発売予定。

 年内にはAndroid端末向けの電子書籍を表示するためのアプリケーションを投入する。iOS向けも開発を進めている。従来機種のkobo Touchは値下げして6980円で併売する。海外で発表済みの7型液晶を備えたタブレット端末「Kobo Arc」は、国内で近日発売するとしたものの、発売時期は明らかにしなかった。

 楽天の三木谷浩史 会長兼社長は、10月25日から国内参入したアマゾンの電子書籍サービスとの差別化について言及。アマゾンの電子書籍サービスと比較して、自社の端末およびサービスのメリットを次のように示した。(1)オープンフォーマット「EPUB」を採用しているため将来的にデータの流通がしやすい(2)楽天ポイントを使った特典をユーザーに提供できる(3)端末の機能としてメモリーカードで記録容量を増やせる――という3点だ。電子書籍端末の競合となり得るタブレットが多数登場していることについて、「タブレットをずっと使っていると電池が長く持たない。電子書籍の中核は電子ペーパーを使った白黒(モノクロ)端末」(三木谷社長)として、電子ペーパー端末の売れ行きに自信を見せた。

■変更履歴
記事公開時、図の説明で製品名を「komi mini」としていましたが、 「kobo mini」の誤りでした。おわびして訂正します。記事は修正済みです。 [2012/11/02 12:13]