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 アイ・オー・データ機器は2013年1月16日、「DTCP+」規格に対応したネットワークHDD「RECBOX +REMOTE HVL-A」を2月に発売すると発表した。希望小売価格は、2TBが2万7720円、3TBが3万6645円、4TBが5万2290円。

 DTCP+とは2012年1月に策定された規格で、著作権保護付きのコンテンツをインターネット経由で外出先の端末に配信する技術。録画機能付きテレビやレコーダーなどで録画した番組をHVL-Aにダビングすると、家庭内ネットワークにあるパソコンやスマートフォンはもちろん、外出先からも、対応アプリがあれば視聴できる。HVL-Aは、DTCP+に対応したネットワークHDDとしては、業界初となる。同時に接続できる端末数は3台で、外出先からの接続は1台に限られる。

 ただし、現状ではHVL-Aに保存した番組を外出先から視聴できるアプリはDigiOn社製の専用ソフト「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」のみ。Windows用であり、スマートフォンやタブレットには対応していない。そのため、スマートフォンやタブレットの場合は、家庭内ネットワークでの視聴に限られる。