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 リコーは、短焦点レンズを搭載したDLP方式プロジェクター「RICOH PJ」シリーズ6機種を2013年1月25日に発売する。光学1.5倍ズームレンズを搭載した「デスクエッジタイプ」4機種と、固定焦点の「短焦点タイプ」2機種。オープン価格。

 共通仕様として、デジタル一眼レフカメラ用レンズと同じ光学ガラス材料をレンズに採用。部屋の明るさと映像の明るさの両方を検知してランプの電力を制御し、最大で約60%省エネ化した。入出力端子と排気口をレンズ側に配置しており、会議参加者のじゃまにならない。

 デスクエッジタイプは、超低分散ガラスや低分散非球面レンズ、高屈折率ガラスを組み合わせた新レンズユニットを搭載。解像度WXGA(1280×800ドット)とXGA(1024×768ドット)、有線および無線LAN対応と非対応の4機種に分かれる。

 解像度WXGAのネットワーク対応機「WX3340N」(予想実売価格18万5000円前後)とネットワーク非対応機「WX3340」(同14万5000円前後)は、スクリーンまでの距離158~242cmで80インチの投写が可能。解像度XGAのネットワーク対応機「X3340N」(同17万円前後)と「X3340」(同12万5000円前後)は187~286cmの距離となる。

 短焦点タイプは、解像度WXGAの「WX4240N」(同16万5000円前後)と解像度XGAの「X4240N」(同15万円前後)。80インチ投写ができる距離は、WX4240Nが83cm、X4240Nが97cm。ネットワークは、WX4240Nが有線と無線の両対応。X4240Nは有線LANのみ対応する。

 いずれも入力端子はミニD-Sub15ピン2系統、HDMIとRCAピンジャック各1系統。10Wのモノラルスピーカーを内蔵する。本体寸法は幅297×奥行き235×高さ100mm、重さは約3~3.1kg(モデルにより異なる)。また、1年間の無償保証に加えて2年間の保守付きの「安心3年モデル」を用意した。安心3年モデルは、通常モデル比で2万円~2万5000円程度高額になる。