ソニーは2013年1月18日、スマートフォンやパソコンとBluetooth方式で無線接続できる、高音質タイプの携帯型スピーカー「SRS-BTXシリーズ」を2月21日に発売すると発表した。非接触ICカード技術の「NFC」あるいは「おサイフケータイ」に対応するスマートフォンの場合は、スピーカーにタッチするだけでBluetoothの接続設定を終えられる。ソニーはこうした機能を持つ携帯型スピーカーを発売済みだが、今回の新製品は従来より大型のスピーカーを搭載し、音質にこだわるユーザーの利用を想定している。
今回発売されるのは2製品。「SRS-BTX300」は直径が70mmで出力が10Wのスピーカーユニットを2つ実装した。約8時間使用できるリチウムイオン電池を搭載し、重さは約1.6kg。推定実勢価格は2万円前後である。また、「SRS-BTX500」は直径48mmで出力10Wのスピーカーユニット2つに加え、直径80mmのサブウーファーを実装することで、音質をより向上させた。電池の持続時間は約6時間で、重さは約2kg、推定実勢価格は3万円前後となる。
両製品ともにUSB端子を備え、スマートフォンを充電するために電力を供給できる。また、スマートフォンでハンズフリー通話を行うためのスピーカーとして使うための機能も備える。