日本マイクロソフトは2013年2月7日、Officeの最新バージョン「Office 2013」を一般消費者向けに発売した。これに先駆け、6日夜には「前夜祭」と称した発売記念のユーザーイベントを開催。新しいOfficeのデモンストレーションや、メーカーによるOffice 2013プリインストールパソコンの紹介を行った。会場となった東京・六本木のニコファーレには、インターネットで応募した“Office愛好家”100人以上が集まった。
Office 2013のデモンストレーションを行ったのは、Office愛好家の中では根強い人気を誇る「冴子先生」。Office 97~2003に搭載されていたヘルプ機能である「Officeアシスタント」のキャラクターを、実際の女性が演じた“リアル冴子先生”だ。前バージョンのOffice 2010においては、モデルのkazumiさんが「冴子先生2010」となってセミナー講師などの役割を演じていたが、Officeのバージョンアップに合わせて“2代目”に生まれ変わった。
NEC、ソニー、富士通からも製品担当者が登壇。Office 2013をプリインストールした最新のWindows 8搭載パソコンを、デモンストレーションを交えて披露した。例えばNECの担当者は、厚さ12.8mmで「世界最薄」をうたうUltrabook「LaVie X」を、スケッチブックの中に仕込んで登場。スケッチブックにも収まってしまう薄さをアピールした。富士通の担当者も、頑丈さを売りとするUltrabook「LIFEBOOK UH」を持ち出し、実際にその上に乗ってみせ、約200kgの重みにも耐えられるタフさを披露した。
ゲストには、お笑いコンビ「ペナルティ」のヒデさんとワッキーさんが登場。冴子先生やメーカー担当者のデモに、「便利そう」「ほしい」などと感心の声を上げた。
なお日本マイクロソフトは、Office 2013の発売を記念して、Office 2013を搭載したWindows 8パソコンを1日1台プレゼントするキャンペーンを実施する。キャンペーンサイトでFacebookの「いいね」ボタンを押し、Microsoftアカウントで応募すると、NEC、ソニー、パナソニック、富士通のパソコンが抽選で当たる。1人当たり1日1回応募でき、期間は2013年2月28日まで。