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 ヤマハは2013年2月6日、独スタインバーグと共同で開発したUSBオーディオインタフェース「UR22」の販売を開始した。オープン価格で、実売想定は1万5000円前後。

 UR22は、DAWソフトウエアやソフトウエア・シンセサイザーを販売する独スタインバーグブランドのUSBオーディオインタフェース。楽器やマイクの音源をパソコンで扱えるデータに変換する端末だ。最大24ビット/192kHzの入出力が可能なClass-A ディスクリートマイクプリアンプ「D-PRE」を2基備えている。入力はノイトリック製TRS/XLRコンボジャック×2、MIDI入力、USBで、コンデンサーマイク用の48Vファンタム電源に対応。エレキギターやベースを直接接続するためのHI-Zスイッチを搭載している。出力はライン出力用の1/4TRS標準プラグ×2、MIDI出力、標準プラグのヘッドホン端子。

 本製品にはDAWソフト「Cubase AI」のダウンロード版ライセンスが付属する。ただし、Cubase AIの対応サンプリングレートは96kHzまでで、別売の「Cubase 7」などにアップグレードすることで最大192kHzまで利用できる。なお、本製品の購入者のみ、後日192kHz対応のCubase AI 7を入手できるという。

 サイズは、幅158.6×高さ45.4×奥行き158.3mmで、重さは998g。対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5.8以降。Windows Vista/7/8とMac OS X 10.6.4以降では32ビット/64ビットに対応する。