PR

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は2013年2月8日、2012年10月18日に発表していたWindows 8搭載タブレット「ElitePad 900」の価格を発表した。「Windows 8」を搭載してストレージ容量32GBのモデルが6万9300円、「Windows 8 Pro」を搭載してストレージ容量64GBのモデルが8万9250円、後者に「Office Home and Business 2010」をプリインストールしたモデルが11万9700円(いずれもHP Directplusにおける直販価格)。2月下旬に発売する。

 ElitePad 900は、主にビジネス用途を想定したタブレット。10.1型(1280×800ドット)のタッチパネル液晶を備え、最薄部は9.2mm、重さは約630g。製品発表時には重さを約680gとしていたが、さらに軽量化し、最終的に約630gとなったという。CPUはインテルのAtom Z2760(1.8GHz)、メモリーは2GB、バッテリー駆動時間は約10時間。

 USB 2.0、HDMI、SDカードスロットなどのインタフェースを備える「拡張ジャケット」などのオプション製品も用意する。拡張ジャケットに追加バッテリーを装着すれば、最大約18時間の連続駆動が可能になる。今回、これらオプションの価格も発表した。拡張ジャケットは5250円(3月上旬発売)、ジャケット用バッテリは9450円(3月下旬発売)。そのほか、USB 2.0×4、HDMI、アナログRGB、LAN端子などを備える「ドッキングステーション」(1万500円、2月下旬発売)、画面上に直接文字を書き込める「エグゼクティブ・タブレットペン」(4200円、4月中旬発売)などもある。

 なお、製品発表時に紹介した、本体に装着するとノートパソコンのように使える「キーボードジャケット」は、「用意ができ次第発表する」(広報)としている。

 2月下旬の発売に先立ち、2月12日正午から、Windows 8を搭載したストレージ容量32GBのモデルについて、個人向けに予約受け付けを開始する。