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 米IDCは現地時間2013年3月26日、パソコン、タブレット端末、スマートフォンを合わせた「スマートコネクテッドデバイス」市場に関する調査結果を公表した。

 これによると、2012年のスマートコネクテッドデバイスの世界総出荷台数は前年比29.1%増の12億110万台となり、出荷金額は5769億ドルに達した。市場の成長を支えているのはタブレット端末。タブレットの2012年における年間出荷台数は前年比78.4%増の1億2830万台になった。

 2012年第4四半期(10~12月)の市場動向を見ると、スマートコネクテッドデバイスの総出荷台数は約3億7800万台、出荷金額は1680億ドルだった。このうち米Appleは、9月に発売した「iPhone 5」と11月に発売した「iPad mini」の販売が好調で、同社の出荷台数シェアは20.3%と、韓国Samsung Electronicsの21.2%に迫った。一方で売上高ベースのAppleのシェアは30.7%となり、引き続きSamsung(同20.4%)を上回っている。

 IDCはタブレットの出荷台数が2013年にはデスクトップパソコンを、2014年にはノートパソコンを上回ると見ている。同社の推計によると、2013年におけるタブレットの台数は前年比48.7%増の1億9000万台と、過去最高を記録する見通し。これに対しデスクトップパソコンは同4.3%減、ノートパソコンは同0.9%増にとどまる。またスマートフォンは同27.2%増の9億1850万台になると予測している。

 タブレットとスマートフォンは今後、新興国市場を中心に伸びていくという。新興国市場のタブレットの出荷台数は2012年から2017年の間に3倍に拡大し、スマートフォンも2倍になるとIDCは見ている。一方、新興国市場のノートパソコンは同じ期間に1桁台の成長にとどまり、デスクトップパソコンは毎年減少を続け、2017年時点では前年比横ばいで推移するという。

 世界全体のスマートコネクテッドデバイス市場を見ると、2017年は出荷台数が22億5000万台、出荷金額は8143億ドルになるとIDCは予測している。

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