サムスン電子ジャパンは、Samsung製Androidスマートフォン「GALAXY」シリーズと連携して、その場でコンテンツの編集・表示ができる電子看板(デジタルサイネージ)の「店舗の力“AIR”」を2013年8月30日発売する。
日本市場向けで、NTTドコモの法人向け販売チャネルを通じて販売する。価格はオープンだが、32型が15~16万円前後、40型が20万円弱を想定している。
32/40型の液晶ディスプレイと、ディスプレイ背面設置型のコンパクト無線LANルーターで構成。スマートフォンを使ってその場で撮影した写真やイラスト画像を編集して、無線LAN経由で送信・表示できる。電子看板の表示内容を変更する操作はスマートフォン上で完結する。このためパソコンや有線インターネット回線などが不要で、手軽に表示更新できたり、設置場所の自由度が高まるメリットがある。
スマートフォン用の専用アプリの対応OSはAndroid 4.1以降。「GALAXY S4」(関連記事)と「GALAXY Note II」(関連記事)の2機種は動作確認済みで、順次対応機種を追加予定である。対応するファイル形式はjpg/png。縦型表示や自動スライドショー(表示間隔秒単位設定)が可能。専用アプリはGoogle Playから無料ダウンロードできる。