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 キヤノンは2013年8月29日、レーザー複合機の新製品を発表した。A4カラーレーザー複合機4機種を9月5日に、A4モノクロレーザー複合機を10月中旬にそれぞれ発売する。価格は全てオープン。

 A4カラー複合機は「Satera MF8570Cdw」「同MF8530Cdn」「同MF8280Cw」「同MF8230Cn」の4機種で、最大の進化は操作画面のカラー化。従来は5行表示のモノクロ液晶だったが、7行表示のカラー液晶になり、操作が分かりやすくなった。また、印刷解像度が前モデルの600×600dpiから1200×1200dpi相当に向上し、細かい文字がよりきれいに印刷できる。従来から対応していたスマートフォンのアプリからの印刷に加えて、iPhone/iPadからの印刷機能「AirPrint」や、グーグルの「Googleクラウドプリント」にも新たに対応した。最大50枚給紙できるADFを搭載する。

 4機種の大きな違いは印刷速度とファクス機能。MF8570CdwとMF8530Cdnはカラー、モノクロとも毎分20枚の印刷ができる。ファクス機能のあるMF8570Cdwの実勢価格が約9万円で、ファクス機能のないMF8530Cdnが約8万円。

 MF8280CwとMF8230Cnは印刷速度が毎分14枚になり、両面印刷機能がない。ファクス機能のあるMF8280Cwの実勢価格が約7万5000円で、ファクス機能のないMF8230Cnが約6万5000円。

 A4モノクロレーザー複合機の「MF6880dw」は実勢価格約7万5000円で発売する。印刷速度は毎分33枚で、最初の1枚を8秒以内に印刷できる点が特徴。印刷解像度は1200dpi相当×600dpi。AirPrintなど、スマートフォンからの印刷にも対応する。