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 ソニーモバイルコミュニケーションズは2013年9月4日、国際家電見本市「IFA 2013」(独ベルリンで開催)において、スマートフォンの新モデル「Xperia Z1」を発表した。日本市場でも導入予定だが、発売日や価格は未定。

 Xperia Z1は、カメラ機能を強化したスマートフォン。一般的なコンパクトカメラと同等の1/2.3型CMOSセンサーを搭載し、有効画素数は2070万画素。また、広角27mm相当、F値が2.0のGレンズや、高精細な撮影が可能な画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を採用している。これにより、従来のスマートフォンのデジタルズームと比べ、遠くの被写体でも画像劣化を抑えて拡大可能。ブレも低減できる。また暗所では、最高感度がISO6400まで上がり、連写による重ね合わせ処理でノイズを抑えた明るい写真を撮影できるという。

 Xperia Z1には、新たなカメラ関連アプリを搭載した。「Social live」は、撮影中の動画をFacebook上でリアルタイム配信できるアプリ。「タイムシフト連写」は、シャッターを押した瞬間とその前後30枚ずつ、合計61枚の写真を高速連写できる。撮影した風景や文字列などの情報から関連情報を自動で検索する「Info-eye」、3Dのエフェクトをかけて撮影できる「ARエフェクト」もある。

 OSはAndroid 4.2.2で、本体はIPX5/8の防水性能を備える。Xperia Zで2330mAhだった電池容量は、3000mAhに増強。ディスプレイには、光の三原色(赤・青・緑)をくっきり表示できるソニーの独自技術「トルミナス ディスプレイ for mobile」を採用した。背面にはガラス、フレームにはアルミを採用し、高級感を出したという。