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 キヤノンITソリューションズは2013年9月12日、認証・暗号化セキュリティツール「CompuSec(コンピュセック)」シリーズの新ラインアップを発売した。導入規模に合わせ、法人向けライセンス製品の「Standard Edition」と「Basic Edition」、個人・SOHO向けパッケージ/ダウンロード製品の「SW」の3種類に集約した。

 モバイルパソコンやデスクトップパソコンを対象にした個人認証・暗号化ツール。OS起動前のプリブート認証で第三者による起動を防ぐ。また、HDDをまるごとAES(256ビット)で暗号化。HDDを取り外されてもデータ解析できないようにする。OSとパソコンの間に専用の暗号化ドライバーを配置する仕組みで、ユーザーはデータの暗号化・復号化を意識せずに使える。

 Standard Editionは、クライアント暗号化ソフトと管理ツール「GlobalAdmin Lite」のセットで、クライアントの一元管理が必要な中~大規模の法人向けのライセンス製品。外部記憶装置、ネットワーク上の共有フォルダーの暗号化などの機能を搭載した。ライセンス価格(5~19ライセンス時、税別)は1ライセンス1万2500円、管理ツールが20万円。

 Basic Editionは、最低限の認証と暗号化のみに機能を絞った小~中規模の法人向けライセンス製品。ライセンス価格は1ライセンス8000円。SWは、Standard Editionのクライアント暗号化ソフトとほぼ同等の機能を搭載した個人・SOHO向けパッケージ/ダウンロード製品。希望小売価格(税込み)は、パッケージ版1万3440円、ダウンロード版1万290円。

 対応OSは、Standard Edition(クライアント)とSWがWindows XP/Vista/7。Basic EditionがWindows 7。管理ツールのGlobalAdmin LiteがWindows XP/7、Windows Server 2003/2008。