NTTドコモは2013年9月13日、米アップルのiPhone 5sと同5cの販売価格や料金プランを発表した。端末の実質負担金はiPhone 5sで最大2万160円、iPhone 5cは16GBモデルと32GBモデルともに0円。他社からNTTドコモに乗り換え(MNP)をした際に、基本使用料を割り引くキャンペーンを用意した。
iPhone 5sの実質負担額は16GBモデルで0円、32GBで1万80円、64GBで2万160円。iPhone 5cは16GBと32GBモデルともに0円。ただし、iPhone 5cの16GBモデルは、通信料金からの割引額が12カ月間は、525円上積みされる。LTEのデータ通信サービス料金は月額5460円。
NTTドコモは、他社から乗り換えた場合のキャンペーンを複数用意した。かつてNTTドコモを利用していて他社へ転出し、今回再びNTTドコモへ転入してきたユーザーは、基本料金780円を25カ月間割り引く。他社から転入してきたユーザーでも、過去にNTTドコモから転出したことがないユーザーは、780円の割引を13カ月間にとどめる。
iPhoneの下取りプログラムも用意した。現金ではなくNTTドコモのポイントで還元する。iPhone 5は1万6000~2万円相当、iPhone 4Sは6000~1万円相当、iPhone 4は3000~5000円相当となる。対象となるポイントは一括ではなく、毎月1000円相当ずつを還元する。2万円の還元を受ける場合には20カ月かかることになる。
このほかNTTドコモのユーザー同士で音声通話がかけ放題になるサービスの割引、iモード携帯電話と組み合わせて使う場合の割引、学生向けの割引プランを用意した。
PC Online/スマホ&タブレットch.のiPhone 5c/5s発表関連記事
通信事業者・料金関連
- 新型iPhoneを“安く買う”方法はこれだ! 機種変更も優遇のドコモ! 毎年買い替え派はKDDIとソフトバンクがベスト
- KDDIがドコモ対抗策、iPhone 5下取りや格安タブレット用プランなど発表
- NTTドコモ、iPhone 5sの16GBモデルやiPhone 5cを実質0円で販売
- ソフトバンクもiPhone新機種の価格を発表、16GBモデルは新規とMNPで0円
解説
- サムスンのお膝元でiPhone 5sと5cを酷評する韓国メディア、ユーザーはAndorid不安から乗り替え検討も《趙 章恩「Korea on the Web」》
- 新型iPhone。欲しいけど、どこから買うのがよいか迷う《林 伸夫「Long and Winding Mac」》
- iPhone 5sの指紋認証機能「Touch ID」、未来的なイメージの裏にある課題《瀧口範子「シリコンバレー通信」》
- 5色の新iPhone登場。実際に触れた感触は?《戸田覚「iPhone仕事術」》
- iOSをアップデートする前にやっておくこと《iPhone&iPadユーザーのためのiOSワンポイントテクニック》
- 「iOS 7へのアップデートは少し待って」、IIJmioが利用者に注意喚起《ニュース》
- 写真で見るiPhone 5s/5c、試して分かった新機能の実力《ニュース》
- アップル、iPhone 5c/5sを発表、ドコモも取り扱いを開始《ニュース》