富士通は2013年10月8日、秋冬商戦向けのパソコンを発表した。OSはWindows 8.1をプリインストール、CPUに最新の第4世代Core iシリーズを搭載したモデルを増やした。従来、ノートパソコン「LIFEBOOK」でいえば、ほとんどが旧世代のCore iだったが、今回は「AH42/M」以外は第4世代Core iになっている。例えば、スタンダードノート「AH56/M」(写真1)は、Core i7-4702MQ(2.2GHz)を搭載した。
薄型軽量のノートパソコンとWindowsタブレットを拡充したのも特徴だ。「SH90/M」(写真2)は13.3型のIGZO液晶を搭載した携帯ノート。解像度は2560×1440ドットになる。「モバイル・マルチベイ」と呼ぶシステムを採用し、標準の光学ドライブをオプションのセカンドバッテリーやプロジェクターなどに変更できる。バッテリー駆動時間は21.1時間と長く、セカンドバッテリーを増設すれば28.1時間になる。
「ARROWS Tab QH77/M」(写真3)は、Windows 8.1 64ビット版を搭載したタブレット。Core i5-4200U(1.6GHz)を採用した。液晶は12.5型で解像度は1920×1080ドット。付属のキーボードを接続すればノートパソコンのように利用できる。また、オプションのクレイドルも用意。CPUファンが付いていて高速なターボモードで動作可能になる。
「同QH55/M」(写真4)は10.1型液晶で2560×1600ドットと高解像度なタブレット。CPUはAtom Z3770(1.46GHz)。OSはWindows 8.1の32ビット版だ。オプションで専用キーボードを用意する。
デスクトップパソコン「ESPRIMO」では、新シリーズとして「WH77/M」が登場。タッチパネル対応の21.5型液晶を手前に引き出して倒せる構造となっている。
*2 着脱可能な「モバイル・ マルチベイ」と呼ぶ仕様で、オプションのセカンドバッテリーなどに変更可能
*3 モバイルマルチベイにDVDスーパーマルチドライブを装着した際のバッテリー駆動時間と重さ
