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 米コーセラは2013年10月7日(米国時間)、同社が運営するオンライン教育サービス「Coursera」において、日本語字幕付き講座の配信を開始したと発表した。第1弾は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の講座「人間とコンピュータの相互作用」(原題は「Human-Computer Interaction」)。英語による講義映像全てに、日本語の字幕を付けている。

 Courseraは、MOOC(Massive Open Online Courses)の代表的なプラットフォームとして知られる(関連記事:Facebook/Twitterをしのぐ勢いでユーザーを集める「Coursera」とは)。MOOCとは、大学の講義や課題、テストなどをインターネットを通じて無償公開するもの。2011年ごろから米国を中心に盛り上がり始め、世界中の多くの大学が取り組んでいる。2013年9月には日本の大学として初めて、東京大学がCourseraで講座の配信を開始した。

 現在、MOOCは基本的に英語で公開されている。東京大学も、日本語ではなく英語で講義映像を公開している。ボランティアらによって各国語の字幕を付ける取り組みが行われてきたが、コーセラ自身も各国の企業などと協力し、多言語への翻訳を進めていた。

 日本語への翻訳を担当したのは、翻訳やネットサービス開発などを手がけるエス。同社は、コーセラと講義映像翻訳に関して提携している。今後も「日本人ユーザーに人気のある講座などを中心に翻訳を進めていく」(同社)という。