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 レノボ・ジャパンは2013年10月16日、ノートパソコンの新製品8機種を発表した。携帯ノートの「ThinkPad X240」、同社がプレミアムと位置付けるスタンダードノート「同T540p」「同T440p」、メインストリームと位置付けるスタンダードノート「同L540」「同L440」、ワークステーション「同W540」、そして低価格なスタンダードノート「同E540」「同E440」だ。法人向けモデルは同日受注を開始、同社のWeb直販では10月下旬より販売を開始する(W540とT540pは11月から)。

 今回発表した製品は、同社が「CS13(Clean Sheet 13:クリーンシート13)」と呼ぶ新設計を採用した製品の第一弾となる。CSとは、「前モデルからの改良ではなく、一から見直して設計する」(レノボ)こと。前モデルまでは「CS09」に該当する製品だった。CS13では「堅牢性」「保守性」「拡張性」「快適性」「生産性」を高めることを目標に、さまざまな工夫を凝らしている。その例として同社が示したのがThinkPad X240だ。

レノボ・ジャパンの大和研究所 第一ノートブックシステム設計担当 部長の塚本泰通氏。ThinkPad X240で工夫した点を説明した
レノボ・ジャパンの大和研究所 第一ノートブックシステム設計担当 部長の塚本泰通氏。ThinkPad X240で工夫した点を説明した
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 例えば、堅牢性を高めるための工夫として採用したのが「ASF(Anti-Shock Floating)」。ハードディスクを取り付ける新設計のマウントだ。薄型でありつつ、衝撃を軽減するように、ハードディスクを少し浮かせる構造になっている。ASFを採用することで、従来機と比べ、1.6mm薄くなり、43%の衝撃低減効果があるという。ほかにも、デザインを最適化することでマザーボードの基板面積を26%小さく、37%軽くしたり、薄型ヒートパイプを採用してCPU温度を32%低減したりといった工夫がなされている。

堅牢性を高める工夫の一つ「ASF」。衝撃を軽減するように、ハードディスクを少し浮かせる構造にした
堅牢性を高める工夫の一つ「ASF」。衝撃を軽減するように、ハードディスクを少し浮かせる構造にした
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 ThinkPad X240は12.5型液晶を搭載する。解像度は1366×768ドット。ほかに、同解像度のIPS液晶や、同解像度のIPS液晶でタッチ機能付き、あるいは1920×1080ドット(フルHD)のIPS液晶、1920×1080ドット(フルHD)のIPS液晶でタッチ機能付きが選べる。ただし、フルHDの液晶を選べるようになるのは年末以降になるという。

 CPUにはCore i7-4600U(2.1GHz)、Core i5-4300U(1.9GHz)などが選択可能。最大8GBまでのメモリーを搭載可能で、ストレージは最大1TBのハードディスクや最大512GBのSSDを選べる。光学ドライブは装備しない。着脱可能な3セルまたは6セル(オプション)の外付けバッテリーとは別に、内蔵バッテリーを備える。これにより、電源が入った状態でバッテリーを交換可能なホットスワップに対応する。バッテリー駆動時間はCore i5搭載モデルで11.7時間。重さは1.47kg。OSはWindows 8 Pro 64ビット版になる。価格は14万5000円前後からを想定しているという。

12.5型液晶のThinkPad X240。7月に発表した「同X240s」とは違い、ホットスワップやドッキングステーション(ThinkPadドック)に対応している
12.5型液晶のThinkPad X240。7月に発表した「同X240s」とは違い、ホットスワップやドッキングステーション(ThinkPadドック)に対応している
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