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 富士フイルムは2013年10月18日、デジタルカメラ「Xシリーズ」の新製品3機種を発表した。「X-E2」と「X-A1」はミラーレス一眼で、「XQ1」はコンパクトカメラだ。11月9日から順次発売する。価格はオープン。

 Xシリーズは、富士フイルムが2011年に投入したデジタルカメラ。画質の良さと持ち運びのしやすさが特徴だ。

 X-E2は、「X-E1」の後継にあたるミラーレス機。画像処理エンジンや撮像素子などを強化した。有効画素数1630万のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS II」センサーを搭載する。従来の2倍以上の速さの「EXR プロセッサーII」、撮像素子は撮像面位相差AFに対応したことで、最短0.08秒の高速AFが可能だ。起動時間は0.5秒、シャッタータイムラグは0.05秒、撮影間隔は0.5秒で、SDカードへの書き込み速度も従来と比べ1.8倍高速化したという。同社の高級コンパクトカメラ「X100S」などに採用されている「点像復元処理」技術を採用したことで、回析現象を抑えられる。

 3.0型のTFTカラー液晶モニター(104万ドット、視野率約100%)と、0.5型の有機ELファインダーを搭載。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。専用アプリをインストールしたスマートフォンに、ワンタッチで画像を送信できる。ISO感度は200~6400。手動ポップアップ式のストロボを内蔵。記録媒体はSDメモリーカード。バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約350枚。外形寸法は、幅129×奥行き37.2×高さ74.9mm。重量は350g(バッテリー、メモリーカードを含む)。発売日は11月9日で、実勢価格はボディのみが約11万円、「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」とセットのズームレンズキットが約15万円。

 X-A1は、外形寸法が幅116.9×奥行き39×高さ66.5mmで、重量は330g(バッテリー、メモリーカードを含む)と小型軽量なミラーレス一眼のエントリー機。有効画素数1630万のAPS-Cサイズのセンサーと、X-E2にも搭載されるEXR プロセッサーIIを搭載している。起動時間は0.5秒で、シャッタータイムラグは0.05秒だ。手動ポップアップ式のストロボを内蔵。記録媒体はSDメモリーカード。背面に可動式3.0型液晶を採用した。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。色は、シルバー、ブラウン、レッドの3色。発売日は11月23日。実勢価格は、ボディのみが約6万円、標準レンズ「XC-16-50mm」とセットのズームキットは約7万円、望遠レンズ「XC50-230mm」もセットになったWズームキットは約8万5000円。

 X-Q1は、オートフォーカスが最短0.06秒と高速な高級コンパクトカメラ。有効画素1200万の2/3型「X-Trans CMOS II」センサーを搭載する。焦点距離が35mmフィルム換算で25~100mm(光学4倍ズーム)のフジノン光学式レンズを採用。開放F値は1.8~4.9。ISO感度は100~1万2800。レンズマウント周辺には、好みの設定を割り当てられるコントロールリングを搭載。絞りやシャッタースピード、露出補正などを調整できる。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。バッテリーは専用リチウムイオン充電池。撮影可能枚数は約240枚。外形寸法は幅100×奥行き33.3×高さ58.5mm。重量は206g(バッテリー、メモリーカード含む)。色は、ブラックとシルバーの2色。発売日は11月23日で、実勢価格は約4万5000円。

 発表会には、光学・電子映像事業部長の田中弘志取締役が登壇し、デジタルカメラ市場全体と、同社のXシリーズの現状を解説した。同社の調べによると、2013年上期のデジタルカメラ市場は、昨年の出荷実績と比較して、コンパクトカメラは50%、レンズ交換式カメラが82%、交換レンズが93%と落ち込んでいる。一方、同社のXシリーズの出荷台数は、昨年と比べて、コンパクトカメラが133%、レンズ交換式カメラが340%、交換レンズが220%と、大幅に伸びたことを強調。ユーザーからも好評だと語った。