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 米Gartnerが現地時間2013年11月14日に公表した携帯電話の販売統計調査によると、同年第3四半期(7~9月期)における世界販売台数は4億5564万台で、前年同期から5.7%増えた。このうちスマートフォンの販売台数は同45.8%増の2億5023万台。スマートフォンは携帯電話全体の55%を占め、この比率はこれまでで最も高い水準となった。

 携帯電話とスマートフォンの両分野で世界市場をけん引したのはアジア太平洋地域。同地域は携帯電話の販売台数が前年同期に比べ11.9%増え、スマートフォンは同77.3%増えた。このほか、西欧と米大陸で販売が伸びた。このうち西欧は年初来初めてのプラス成長となった。

 Gartnerによると、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の減少が続いている。この傾向はスマートフォンの平均販売価格が低下し、フィーチャーフォンとの価格が縮まっている地域で顕著。とりわけ中国と中南米ではスマートフォンへの買い替えが進んでおり、フィーチャーフォン需要は大きくに低下している。

 スマートフォンの販売台数をメーカー別に見ると、韓国Samsung Electronicsが前年同期比46%増の8035万台で首位。2位は米Appleの3033万台で同23.2%増。3位は中国Lenovo Group(聯想集団)の1288万台で、同84.5%増。この後、LG Electronicsの1205万台(同72.6%増)、中国Huawei Technologiesの1166万台(同49.5%増)と続いた。

 このうちSamsungの市場シェアは32.1%で前年同期と同じだったが、販売台数はAppleとの差を広げた。Appleのシェアは前年同期の14.3%から12.1%に低下した。同社は四半期中にiPhone 5sと同5cを発売しており、これがプラスの影響を及ぼしたが、発売日が9月20日だったためその効果は限定的だった。Lenovoのシェアは前年同期の4.1%から5.1%に上昇した。同社の販売台数伸び率は上位5社の中で最も高く、Gartnerのスマートフォン販売統計で初めて3位に浮上した。Lenovoは中国のスマートフォン市場でシェアを伸ばしている。

 スマートフォンのOS別シェアは、Androidが81.9%で前年同期の72.6%から拡大した。iOSは前述の通り12.1%で前年同期の14.3%から低下。この後、Windows Phoneの3.6%、BlackBerryの1.8%、Badaの0.3%、Symbianの0.2%という順になった。このうち、Windows Phoneの販売台数は同123%増と大きく伸びている。一方BlackBerryは同50.8%減と落ち込みが激しい。

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