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 SCSKは2013年11月18日、2014年4月のサポート切れ以降もWindows XPを安全に使い続けることを目的とした「Windows XP保護ソリューション」を発表、同日提供を開始した。同社がこれまで提供してきたIPS(侵入防止システム)とIPSの運用サービスを組み合わせ、Windows XP保護の名目でブランディングして提供する。

 Windows保護の切り口で、IPSを提供して運用するサービス。Windowsの脆弱性を突くタイプの攻撃をネットワーク上で検知/防御する“仮想パッチ”の考え方によって、Windowsへのセキュリティパッチの適用を代用する。利用するIPSは既存の製品だが、Windows保護を前面に押し出した今回のサービス企画に合わせて、Windowsの脆弱性に強いエンジニアを兼務で数人増員したほか、Windowsの脆弱性に関する社内のエンジニア教育を強化した。

 設置するIPSは、以前からSCSKが扱っている日本ヒューレット・パッカードの「HP TippingPoint IPS」(関連記事)。価格(税別、以下同)は300万円から。IPSの運用サービスとしては、SCSKが以前から提供しているセキュリティ運用サービス「SCSK Global CSIRT/SOCサービス」を組み合わせた。サービス価格は月額20万円から。

 SCSKは、HP TippingPoint IPSの“仮想パッチ”の優位性として、脆弱性のカバー率と対応スピードをアピールする。脆弱性のカバー率としては、米Microsoftが発見した脆弱性の約90%をカバーしているという。対応スピードとしては、Microsoftがパッチをリリースするよりも平均して26日前に脆弱性に対応(仮想パッチをリリース)しているという。

 なお、これまでもIPSやホスト型ファイアウォールソフトは、セキュリティパッチの代用として使われてきた。ただし、その目的は、守るべきサーバー機やクライアント機に対してパッチを適用するまでの一時的な時間稼ぎだった。今回、サポートの終了によってパッチの提供が止まるWindows XPを保護する用途にパッチの代用という手段を適用した形となる。