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 米ウエスタンデジタル(Western Digital)は2013年11月11日、3.5インチHDDの上位機種「WD Black」の新モデルを発表した。日経パソコン編集部は、その4TBモデルである「WD4003FZEX」を入手。ベンチマークテストで性能を評価した。

米ウエスタンデジタル(Western Digital)の3.5インチHDD「WD Black」の新モデル「WD4003FZEX」(4TB)
米ウエスタンデジタル(Western Digital)の3.5インチHDD「WD Black」の新モデル「WD4003FZEX」(4TB)
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 WD Blackは、ウエスタンデジタルが展開するHDDのラインアップの中の高性能モデル。新モデルは、回転数こそ従来と同じ7200回転/分だが、データ読み書きの精度を高めるなどして性能と信頼性を引き上げたとしている(関連記事:ウエスタンデジタル、「WD Black」の強化モデルを発表)。

 従来の4TBモデル「WD4001FAEX」と新しい「WD4003FZEX」を、ストレージの定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 3.0.3」(ひよひよ氏作)で測定した。仕様上の転送速度は、WD4001FAEXが154MB/秒なのに対し、WD4003FZEXは171MB/秒となっている。

 テストはパーツ構成が異なる2種類の自作パソコンで実施した。1台はCPUがCore i7-4930K(Intel)、マザーボードがX79-DELUXE(ASUSTeK Computer、Intel X79)、メモリーがW3U1600HQ-4G 2セット(CFD販売)で、OSはWindows 8.1 64ビット日本語版。HDDはSerial ATA 6Gbpsで接続した。もう1台はやや古めのパソコンを想定した構成で、CPUはCore i7-920、マザーボードはBig Bang-XPower(MSI、Intel X58)、メモリーは9GBでOSはWindows 7 Professional 64ビット日本語版だ。こちらはSerial ATA 3GbpsでHDDを接続している。

 図1はWD4001FAEX、図2はWD4003FZEXのテスト結果だ。それぞれ、左側はWindows 8.1環境のテスト結果、右側がWindows 7環境のテスト結果になっている。順次読み書き速度は、新型で1割前後向上している。ランダム読み書きは、データ量512KBでは11~22%の性能向上がみられた。データ量4KBでも性能は向上しているが、4KB書き込みの性能そのものは今どきのHDDとしてはやや低めだ。テストを複数回実施しても値はあまり変わらず、全く異なる2種類のパソコンでも同様な傾向だった。

【図1】従来の4TBモデル「WD4001FAEX」のテスト結果。
【図1】従来の4TBモデル「WD4001FAEX」のテスト結果。
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【図2】新型の4TBモデル「WD4003FZEX」のテスト結果
【図2】新型の4TBモデル「WD4003FZEX」のテスト結果
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