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 米Appleは、7.9型タブレットの第2世代モデル「iPad mini Retinaディスプレイモデル」について、2013年11月に約400万台を製造したと複数の海外メディアが現地時間11月27日までに伝えた。台湾のIT業界新聞DigiTimesによると、Appleが製造工場に出荷を依頼したiPad mini Retinaの台数は、昨年の同じ時期の初代モデルのそれを上回っており、供給不足は解消しつつあるという。

 AppleはiPad mini Retinaモデルについて、10月の製品発表時に「11月中の発売」として時期を明確にしておらず、供給不足が懸念されていた(関連記事:iPad mini Retinaモデル、10~12月の供給は需要を大きく下回る、米調査会社)。

 そうした中、Appleは11月12日に事前告知なく同モデルの販売を開始。当初はオンラインによる予約が必要だったが、11月22日には予約なしの店頭販売も始めた(関連記事:高精細版iPad miniがアップルオンラインストアで販売開始)。

 DigiTimesによると、iPad mini Retinaが品薄だった原因はディスプレイの生産遅延。mini Retinaの解像度は、9.7インチiPad Airと同じ2048×1536ドット。miniではこれを7.9インチに収めなければならない。iPad Airの画素密度は264ppiだが、mini Retinaは326ppiとより高密度で、これが製造を困難にしているという。

 米AppleInsiderによると、mini Retinaの供給体制は米国でも改善されている。Verizon Wireless、AT&T、Sprint、T-Mobile USAといった大手キャリア以外にも、U.S. Cellular、Bluegrass Cellular、C-Spire Wirelessなどの地域キャリアが販売を始めている。