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 パナソニックと日本マイクロソフトは共同で2014年7月30日、業務ソフトウエア開発企業を集めた「組み込みWindows開発者セミナー」を開催した。

 パナソニックは、スマートフォン用OS「Windows Phone」をベースとした「Windows Embedded 8.1 Handheld」を搭載した5型モバイル端末「TOUGHPAD FZ-E1」を発売したばかり(発表時の記事:パナソニックが業務用5型「タフパッド」でスマホに再参入、Windows Phoneモデルも)。日本で同OS搭載機が発売されるのは初めて。両社は開発者を巻き込むことで、新規需要の掘り起こしや、業務用途で従来使われてきた「Windows CE」(関連記事:Windows CEで始める組み込み開発の基礎)からのスムーズな移行を狙う。

 日本マイクロソフトは、1つのソースコードでWindows Phone/Embedded 8.1と、パソコン/タブレット用OSであるWindows 8.1の業務アプリケーションを作れる「Universal Application」の概念とメリットをアピールした。同社でWindows Phoneアプリケーション開発分野を担当する高橋忍エバンジェリスト(写真1)は「次世代Windowsの話題も出始めているが、当社は現在のUniversal Applicationの考え方に沿ったアプリ資源について、中長期的に活用できるようにしていく」と述べた。

 一方で、従来のWindows CEアプリとWindows Phoneアプリの間ではほとんど互換性がないことも率直に説明した。「ソースコードに流用できる部分はあるだろうが、ユーザーインタフェースの部分などは作り直す必要がある」(高橋エバンジェリスト)という。

 パナソニックは、音声通話機能を持つ5型モバイル端末「TOUGHPAD FZ-E1」について、他社のスマートフォンに比べてディスプレーへの衝撃耐性が高いことを動画デモを使ってアピールした。実機展示では水に濡れたり手袋を着けたりした状態でも操作できることや、Internet ExplorerやMicrosoft OfficeなどのWindowsアプリケーションがそのまま動作する様子を示した(写真2、3、4)。