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 セイコーエプソンとエプソン販売は2014年8月5日、企業向けプロジェクター3製品を8月21日から発売すると発表した(写真1)。3製品とも、有効光束(白の明るさ)とカラー光束が同じになる3LCD方式を採用している。価格は全てオープン。

 同社は、プロジェクターの国内販売台数シェアが2013年で59%と高い(写真2)。ただし、これを製品分野別でみると、明るさ4000~5000ルーメン(lm)の「多機能パワー」分野では、シェア48%にとどまっている(写真3)。今回は、高光束製品を2機種投入することで、シェアのさらなる拡大を狙っている。

 「EB-1985WU」は、有効光束4800ルーメンで、液晶パネル画素数1920×1200ドットの高解像度モデル。設計図面や工程表のような繊細な表示にも対応している。同社の直販サイトでは、税別54万8000円で販売する。「EB-1975W」は、有効光束5000ルーメンで、画素数は1280×800ドット。同社の直販サイトでは税別39万8000円で販売する。これらの上位機種はオプションの無線LAN機能を追加するとMiracastに対応し、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの画面をそのまま投写できる(スクリーンミラーリング機能)。

 同社が「スタンダードモデル」に分類する「EB-W28」は、2013年8月発売の「EB-W18」の後継機種。有効光束2900ルーメンで画素数は1280×800ドットになる。オプションの無線LANを機能を使用する際、画面上に投射したQRコードをタブレットなどで読み取ることで、通信設定を完了できる機能を備える(写真4)。同社の直販サイトでは税別9万2500円で販売する。

 エプソン販売VP MD部の蟹澤啓明部長(写真5)は発表会の場で、「多機能パワー分野は、他社が4500ルーメン以上の製品を数多く出していたが、エプソンとしては“穴”だった。新製品を2機種投入することで、この分野でのシェアを60%くらいに引き上げたい」と目標を語った。