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 荒川区教育委員会は2014年8月4~8日、タブレットPCを授業で活用するための教職員研修を開催した(写真1)。同区はこの9月から、本格的にタブレットPCを授業で活用する。中学校では生徒一人につき1台、小学校では3~6年生は生徒二人につき1台、1~2年生は四人につき1台、合計9500台のタブレットPCを配備する。これらを授業で活用するために、タブレットPC活用の推進役となる約60人の小中学校教員が研修に参加した。

 今回の研修の特徴は、タブレットPCを使った授業のデザインスキルに主眼を置いた点だ。PCが一人1台体制になった環境を想定し、「どのようなシーンでPCを活用するか」「どのような教材をどう使うか」「どういう授業計画に落とし込むか」などを、グループワークを通じて学ぶ(写真2)。「PCの使い方を覚えるだけでは意味がない。どう授業で生かすか、先生自身が体験しながら考えるスキルを磨ける場が必要だった」と、荒川区教育委員会指導室の駒崎彰一統括指導主事は説明する。

 こうした研修を行うために荒川区教育委員会が目をつけたのが、米インテルの教育機関向け研修プログラムだ。複数あるプログラムの中で同教育委員会が採用したのは、PC一人1台環境での授業デザインを学ぶ「Intel Transforming Learning」である。この研修プログラムが日本国内で開催されるのは、今回の荒川区教育委員会向けが初めてとなる。