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 XYZプリンティングジャパンは2014年10月29日、3Dスキャナー機能を内蔵した個人向けの3Dプリンター「ダヴィンチ 1.0AiO」(写真1)を11月中旬から発売すると発表した。価格は税込み11万9800円。XYZプリンティングジャパンは、台湾のEMS企業である金宝グループの関連会社。同社によれば、3Dスキャナーと3Dプリンターが一体になった“複合機”は世界初。

 スキャン用に約200万画素のCMOSセンサーを2つ配置しており、本体内の専用ターンテーブルに立体物を置くと、5分弱でスキャンしたデータがパソコンに出力される。スキャンできるのは直径150×高さ150mmまでの立体で、スキャン解像度は0.2mm。そのまま印刷すれば、立体物の複製ができる(写真2)。

 3Dプリンターの印刷方式は、熱溶解樹脂積層法(FFF)で、20×20×19cmの大きさまでの立体を印刷できる。解像度は100~400マイクロメートル。従来モデルはABS樹脂しか利用できなかったが、新機種ではPLA樹脂のフィラメントにも対応する。

 同社では、3Dモデリングができないことを理由に3Dプリンターをあきらめていたユーザーなどをターゲットに据えている。同社の沈軾栄代表取締役(写真3)は、「ダヴィンチ 1.0AiOは、普及のためユーザーが簡単に使えることを意識して開発した。82歳になる私の母にも使ってもらおうと思う。一家に一台は買うような商品になってほしい」と期待を込めた。