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 米Strategy Analyticsが、現地時間2014年10月31日に公表したスマートフォン市場の調査によると、同年第3四半期(7~9月)における世界の出荷台数は3億2040万台となり、前年同期から26.7%増加した。スマートフォンの成長は引き続き、アジア、アフリカ、中東をはじめとする新興国市場の強い需要に支えられているという。

 第3四半期の出荷台数順位をOS別に見ると、Androidが2億6800万台で引き続きトップとなり、2位はiOSの3930万台だった。このあとWindows Phoneの1050万台、BlackBerryの230万台と続いている。

 このうちAndroidの出荷台数は前年同期から30.2%増で、伸び率が最も高かった。シェアは83.6%で、前年同期から2.2ポイント伸びた。Strategy Analyticsによると同OSのシェアが拡大した要因は、ほかの主要OSのシェア低下だという。

 BlackBerry OSは「BlackBerry 10(BB10)」搭載機が振るわず、シェアは前年同期の1.0%から0.7%に低下した。iOSは、低価格端末の市場で存在感を発揮しづらく、シェアは前年同期から1.1ポイント低下し12.3%となった。Windows Phoneのシェアも、前年同期の4.1%から3.3%に低下した。Windows Phoneは依然、中国と日本の市場で苦戦しているという。

 世界のスマートフォン市場でAndroidは圧倒的に優勢で、この状況は変わりそうにないとStrategy Analyticsは予測している。「低価格サービスや使い勝手の良いソフトウエアは、世界のハードウエアメーカー、通信事業者、ユーザーにとって魅力となっている」(同社)。

 ただし、Googleには課題が浮かび上がってきた、とStrategy Analyticsは指摘している。世界にはAndroidを採用する数百におよぶハードウエアブランドがあり、Androidプラットフォームは過密状態になりつつあるという。世界的にAndroid端末の価格は下落が続いており、利益を出せるメーカーは一部にとどまっている、と同社は指摘している。

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