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 ソフト開発のMetaMoJiは2014年12月9日、スマートフォンで動画の撮影から編集、ソーシャルメディアなどへの投稿までができるアプリ「Viddory」(ビドーリー)を公開したと発表した。同社が培った手書き文字認識技術も応用して、動画を手書きでデコレーション(装飾)できる編集機能が売り物という。

 6秒の動画を投稿する「Vine」など、ソーシャルメディアでの利用を想定しており、動画の撮影秒数は6秒、10秒、15秒の3種類から選ぶ。標準でFacebookとTwitter、LINE、YouTubeへの投稿に対応する。編集後の動画をいったん保存すれば、別途VineやInstagramなどへの投稿も可能だ。現バージョンはiOS向けで、Android向けはユーザーの反応を見ながら検討するという。

 最大の特徴である手書きでの装飾は、輝きを表現する小さな星マークのアニメーションや漫画で動きを表現する効果線などを指で画面をなぞって挿入したり、動画の時間経過につれて手書き文字がだんだんと挿入されていく文字のスーパーインポーズ機能などを備える。

 動画をセピア色にしたり美肌に見せたりする各種エフェクト類やBGMなども用意した。動画に重ねられるアニメ素材やアイコン、エフェクト類は、やや女性の利用を想定した印象だ。

 会見に登壇したMetaMoJiの浮川和宣社長は、「(2009年の)MetaMoJiの創立当初、いくつか挙げた開発テーマの一つに、動画編集があった」というエピソードを披露(写真)。その後、手書き文字認識アプリなどの製品化が先行したが、今回のViddory公開を待望していたという。

 「Viddory」という名前の由来について浮川社長は「VideoとStoryを合わせた造語。2015年中には同名のサイトも開設したい」と説明した。他のソーシャルメディアとは異なったアプローチで、ユーザーの動画活用やコミュニケーションを促すサービスを検討していることを示唆した。