PR

 エコロジーへの関心が高まる中、”使い捨て”イメージだった単三や単四の電池も、ひそかな進化を続けていました。それが、乾電池「エボルタ」(パナソニック)と充電池「エネループ」(三洋電機)です。エボルタは、未使用の状態なら10年は新品同様に使えます。エネループは、1000回の繰り返し充電が可能です。

 パナソニックから、2008年4月に発売されたアルカリ乾電池「エボルタ」は、同社の従来製品に比べて1.5倍ほど寿命が長い乾電池です。パナソニックは、2004年にも、アルカリ乾電池に比べて長寿命をうたった「オキシライド乾電池」を発売しましたが、そのオキシライドに比べて、エボルタの寿命は10~20%長くなりました。[注]

[注]電池寿命は使用する機器によっても変わります。

 また、オキシライド乾電池は、電流量が高いため一部の電気機器で利用できないものがあります。一方、アルカリ乾電池であるエボルタは、様々な電気機器で利用できる汎用性も魅力です。

 三洋電機のエネループは充電してから数カ月経っても、充電したてのように使える電池です。従来は、せっかく充電しても「自然放電」と呼ばれる現象が避けられず、使い切った状態と同じになって、肝心なときに使えないことがありました。

 そこで、エネループでは、自然放電をしにくくすることで、”乾電池感覚”で使えるようにしたのです。現在では、他社からも同様の充電池が出ていますが、エネループはその草分け的存在。単三と単四タイプが販売されています(別売のスペーサーを利用すれば、単一、単二としても利用可能)。

 電動歯ブラシや携帯ゲーム機など、充電して使う電気製品が増えてきました。でも、単三や単四などの電池を使う機会は依然あります。例えば、ラジオやデジカメ、携行ライト……。最近では、単三電池を使った携帯電話の緊急充電器まで登場しています。”いざというとき”頼りになるスグレモノ、「電池」の今後に期待しましょう。