2008年夏以降、スポーツイベント(北京五輪、サッカーのFIFAワールドカップ予選やユーロ2008、ワールド・ベースボール・クラシック予選など)がめじろ押し。これらのイベントは、高精細のデジタル放送で放映される。そこで最新のテレビパソコンの出番だ。最新機種には、デジタル放送を満喫するためのさまざまな工夫が施されている。せっかくのスポーツイベントが高画質で放映されるのだから、最新パソコンを活用して楽しんでみよう。

北京オリンピックをはじめとして、大型スポーツイベントの多くはデジタル放送で放映される。デジタル放送のハイビジョン映像なら、選手の細かな表情や息遣いなど、従来のアナログ放送では得られなかった臨場感を画面越しに感じることができる。現在、企画中の新しい録画ルール「ダビング10」も追い風だ。ダビング10が始まることによって、録画映像の使い勝手は確実に向上するだろう。
デジタル放送の魅力を存分に引き出せるのが最新のテレビパソコンだ。例えば、ハイビジョン放送はデータ量が多く、録画するとファイルが大きくなり、ハードディスクを圧迫するのが難点。ところが、パソコンなら周辺機器を増設することで、すぐにカバーできる。前述した最新の録画ルール「ダビング10」にも、最新パソコンならほとんどが対応する。デジタル放送を視聴しながらネットをフル活用できるのも、パソコンならではの魅力だろう。
4年に一度しかない、せっかくのスポーツイベントをお気に入りのパソコンで満喫してほしい。
パソコンに地デジ機能を追加するチューナーが登場 |
2008年5月、パソコン用のデジタル放送チューナーが一斉に登場した。これにより既存のテレビ機能なしのパソコンでもデジタル放送を楽しめる。ただし、著作権保護機能に対応したディスプレイやグラフィックスドライバーなどハードウエアの要件が厳しい。自分の利用環境を販売元に確認しよう。
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