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 何百ページもある契約書やマニュアルをいつでも見られるようにしたい──。大量の書類を扱う人には切実な願いだが、これまで最適な機器がなかなか見当たらなかった。ノートパソコンでは起動に時間がかかり、利用時間も短いからだ。だが、「SV-100B」ならこのニーズを満たしてくれる。

 同機は、“電子ペーパー”を備えた文書ビューワー。電子ペーパーとは、紙に近い見た目を実現できる表示装置で、表示を切り替えるときだけ電力を消費するため、消費電力が極めて少ない。内蔵電池で83時間も利用できる[注]。

 本体の大きさは携帯ノートパソコンと同程度だが、圧倒的に薄い(図1、図2)。重さも600グラムなので楽々と持ち歩ける。

【厚さはわずか15.5ミリ、携帯性抜群】
図1 ネットブック(日本エイサーのAspire one)とほぼ同じ大きさだが、圧倒的に薄い。重さも600グラムと軽量だ
図1 ネットブック(日本エイサーのAspire one)とほぼ同じ大きさだが、圧倒的に薄い。重さも600グラムと軽量だ

図2 標準で2ギガバイトのマイクロSDカードが付属する。約1万ページの文書を保存できる。右はリチウムイオン充電池
図2 標準で2ギガバイトのマイクロSDカードが付属する。約1万ページの文書を保存できる。右はリチウムイオン充電池

 実際に文書を表示させてみると、モノクロ印刷した紙に近く、とても読みやすい。表示切り替え時に、画面の白黒表示が反転するので最初は驚くが、すぐに気にならなくなる。表示する文書の選択や、読みたい場所へのジャンプなどの各種操作は、本体右側のボタンで行う(図3、図4)。

図3 保存した文書を一覧表示し、見たい文書の横のボタンを押せば、その文書が表示される
図3 保存した文書を一覧表示し、見たい文書の横のボタンを押せば、その文書が表示される
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図4 指定したページにジャンプしたり、文書の先頭ページに戻りたい場合は「メニュー」ボタンを押す。なお、検索機能はない
図4 指定したページにジャンプしたり、文書の先頭ページに戻りたい場合は「メニュー」ボタンを押す。なお、検索機能はない
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 閲覧する文書は、自分で専用形式に変換する必要がある(図5、図6)。つまり、SV-100Bは市販の電子ブックなどを読むためのものではなく、手持ちの文書を持ち歩くための機器なのだ。

 大量の文書を持ち歩くには便利だが、価格が14万円と非常に高いのが難点。普及にはもう一段の低価格化が不可欠だ。

図5 PCに専用ソフトを入れ、文書ファイルをドラグすると、自動的に独自形式に変換してSV-100Bに保存される
図5 PCに専用ソフトを入れ、文書ファイルをドラグすると、自動的に独自形式に変換してSV-100Bに保存される
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図6 SV-100Bに文書データを保存するには、パソコン上のWordやPDFソフトの印刷画面で、プリンターに「SV-100B」を選んで印刷してもよい
図6 SV-100Bに文書データを保存するには、パソコン上のWordやPDFソフトの印刷画面で、プリンターに「SV-100B」を選んで印刷してもよい
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[注]1分ごとにページを切り替えた場合の使用時