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 これまでもテレビチューナー内蔵のノートパソコンはあったが、重大な弱点があった。それは、本体にアンテナ線をつながないとテレビが見られないこと。これでは、持ち運んで使えるノートパソコンの魅力が半減してしまう。

 その欠点を解消したのが「LL770/VG」だ。この製品には、「ワイヤレスTVデジタル」という無線LANルーターが付属する。ルーターの背面にテレビのアンテナ線をつなぐと、無線LANの電波を利用して、テレビ放送をパソコンに送信できる(図1、図2)[注]。無線LANの電波が届く範囲なら、どこでも視聴・録画が可能だ。接続設定や、録画・編集などの操作も簡単にできる(図3~図5)

 ちなみに本体のスペックは、同社の「LaVie L」シリーズの標準モデル「LL750/VG」(実売18万円前後)と同等だ。Office 2007も付属する。

 液晶画面は1920×1080ドットの「フルHD」表示が可能。32型以上の液晶テレビに匹敵する精細さで発色も美しい。ブルーレイドライブも内蔵するので、録画した番組は画質を落とさずに、BD-Rなどにコピーできる。

 残念なのは、実売価格が20万円を超えてしまう点。無線経由でテレビを見るだけでよいなら、DVDスーパーマルチドライブと、1366×768ドットの液晶を内蔵した、下位機種の「LL570/VG」(実売18万円前後)を選んでもよいだろう。

 

図1 LL770/VGには「ワイヤレスTVデジタル」という無線LANルーターが付属する。ここにテレビ回線とインターネット回線を接続すれば、どちらもケーブルをつながずに利用できる
図1 LL770/VGには「ワイヤレスTVデジタル」という無線LANルーターが付属する。ここにテレビ回線とインターネット回線を接続すれば、どちらもケーブルをつながずに利用できる
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図2 デジタル放送の視聴に必要な「B-CASカード」はワイヤレスTVのほうに入れる。ほかに、LANケーブルとテレビのアンテナケーブルを背面に接続すれば準備完了だ
図2 デジタル放送の視聴に必要な「B-CASカード」はワイヤレスTVのほうに入れる。ほかに、LANケーブルとテレビのアンテナケーブルを背面に接続すれば準備完了だ

図3 その後、パソコン本体で設定ソフトを起動する。周囲にあるワイヤレスTVを検出し、自動的に接続の設定をしてくれる
図3 その後、パソコン本体で設定ソフトを起動する。周囲にあるワイヤレスTVを検出し、自動的に接続の設定をしてくれる
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図4 設定が終われば、無線LANがつながる範囲でテレビ番組を見られる。番組表(EPG)を使った録画予約も可能だ。なお予約中は、パソコンに電源ケーブルをつないでおく
図4 設定が終われば、無線LANがつながる範囲でテレビ番組を見られる。番組表(EPG)を使った録画予約も可能だ。なお予約中は、パソコンに電源ケーブルをつないでおく
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図5 付属のテレビ視聴・録画ソフト「スマートビジョン」を使えば、録画した番組の簡易編集もできる。CMなどの不要部分を削除することも可能だ
図5 付属のテレビ視聴・録画ソフト「スマートビジョン」を使えば、録画した番組の簡易編集もできる。CMなどの不要部分を削除することも可能だ
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[注]地上デジタル放送のほかBSとCSも受信できる