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 早速、Google日本語入力、IME、ATOK、Baidu Typeという4つの日本語入力ソフトについて、それぞれの特徴や主な機能を紹介していこう。それらはどれも個性的。変換の精度や使い勝手はかなり異なる。

Google日本語入力──日本語入力の“黒船”か

 まずは話題のGoogle日本語入力からだ(図1)。誤解があるといけないので念のため説明しておくと、Google日本語入力は決して「ブラウザー上で動くWebベースのソフト」ではない。ほかの日本語入力ソフトと同様、パソコンにインストールして使い、ネットワークにつながっていない状態でも利用できる。グーグルといえば、Web上で動くオフィスソフト「Googleドキュメント」のように、オンラインサービスのイメージが強いが、Google日本語入力はオフラインで動くソフトだ。

図1 2009年12月に突如公開された「Google日本語入力」。現在はベータ版をダウンロードして利用できる。正式版になっても無償で提供される予定だ
図1 2009年12月に突如公開された「Google日本語入力」。現在はベータ版をダウンロードして利用できる。正式版になっても無償で提供される予定だ
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 Google日本語入力をしばらく使ってみて気付くのは、通常の言葉を普通に変換できるのは当然として、「婚活」「アラカン」「草食系男子」「歴女」といった、テレビや雑誌で最近使われるようになった新しい言葉をスムーズに変換できること(図2)。また「パンクブーブー」「ミヤネ屋」「川島海荷」といった、今注目を集めている芸能人の名前にも非常に強いことに驚かされる。

図2 最近流行している言葉、芸能人やアニメのキャラクターの名前、掲示板でよく使われる隠語など、Webをよく使う人が関心を持ちそうな分野の言葉がきちんと変換候補に現れる
図2 最近流行している言葉、芸能人やアニメのキャラクターの名前、掲示板でよく使われる隠語など、Webをよく使う人が関心を持ちそうな分野の言葉がきちんと変換候補に現れる
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 Google日本語入力の変換用辞書には、Webから自動で収集した新しい言葉が多数収録されているのが直接的な要因だが、同ソフトが本当に斬新なのは、別のところにある。