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 64ビットに対応していないが、どうしても使わなければならないソフトがある─。そのような場合は、最後の手段「XPモード」を使ってみよう。

 これは、Windows 7の中で、Windows XP(32ビット版)を仮想的に実行し、その中で32ビット用ソフトや周辺機器を動作させる機能(図1)。実際には、マイクロソフトの仮想環境ソフト「バーチャルPC」を実行し、その上でXPを動作させているのだが、バーチャルPCが表に出ないため、XP用のソフトが単独で動いているように見える。このXPモードを利用すれば、ソフトの場合は、ほぼ100%対応可能。周辺機器でも、USB接続ならほとんど動作する。

図1 Windows 7のプロフェッショナル以上には、「XPモード」という機能がある。これは、「バーチャルPC」という仮想環境ソフト上でWindows XPを動作させるもの。ほとんどのソフトが動く
図1 Windows 7のプロフェッショナル以上には、「XPモード」という機能がある。これは、「バーチャルPC」という仮想環境ソフト上でWindows XPを動作させるもの。ほとんどのソフトが動く
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 ただし、XPモードはWindows 7の標準機能ではない。それに、ダウンロードするには7プロフェッショナルまたはアルティメットをインストールしたパソコンが必要だ。このため、家庭向けの「7ホームプレミアム」が入ったパソコンでは、まず7プロフェッショナルにアップグレードし、それからXPモードをインストールするという手順になる(図2)。なお、以前はXPモードに対応したCPUは限られていたが、2010年3月からその制限はなくなっている。

図2 初期状態ではXPモードはインストールされていない。導入には3つのステップが必要になる
図2 初期状態ではXPモードはインストールされていない。導入には3つのステップが必要になる
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