ソフトバンクモバイルが2012年冬~2013年春に発売するスマートフォンのラインナップを発表した。2012年内の発売が予定されているものが3機種。2013年1月以降の発売となるのが3機種(ほかに、ディズニー・モバイル対応機種も2モデルが発売される)。全機種が下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」に対応しており、テザリングも利用可能だ。
発表会にて、年内に発売予定の3モデルの実機に触れてきたので、その操作感や特徴などを紹介したいと思う。
シンプルで快適な操作感の「STREAM SoftBank 201HW」
発表会の翌日、10月10日に発売される中国ファーウェイ製のスマートフォンで、OSはAndroid 4.0(4.1へのアップデートは未定)。SoftBank 4G対応スマートフォンの第1弾だ。
ファーウェイは「Ascend」というグローバルブランドで、精力的にAndroidスマートフォンをリリースしており、NTTドコモが今秋発売するHW-01Eにも「Ascend」の名を冠している。しかし、この201HWには、ソフトバンク向け独自の「STREAM」というブランドが使われてる。NTTドコモ向けのHW-01Eに比べると、ディスプレイが若干小さく、カメラの画素数が低めといったスペックの差はあるが、基本的な操作性では共通している部分が多い。
特徴の一つに、電源をオンにしてから約5秒で起動できることが挙げられる。実際に試してみたが、起動時に“待たされる感”がなく、仕事の都合などで電源をオフにすることが多い人には、ありがたい機能といえそうだ。CPUは1.5GHzのデュアルコアで、アプリの起動・切り替えなどもスムーズ。タッチ反応も、初めて触れたときから誤操作が少なく、サクサクと操作できた。画面に触れたときに素早く反応する「高感度タッチパネル」を採用しているとのことだが、反応が速すぎるわけでもなく、ちょうどいいレスポンスという印象を受けた。